羽毛の産地はどこを選ぶ?羽毛布団を買う前に知っておきたいポイント

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地球儀を持っている人の手,緑色の背景

羽毛布団を選ぶときに羽毛の産地が気になるという方も多いのではないでしょうか。どのような産地があってそれぞれどのような特徴があるのか、羽毛布団を購入する前に知っておきたいですよね。産地によって品質に違いがあるのかも気になるところです。今回は羽毛の産地についてまとめました。

代表的な羽毛の産地

地球儀 ヨーロッパ

一般的に羽毛は寒暖差の激しい寒冷地で育った水鳥から採取されたものが良質とされています。厳しい寒さの中で育った水鳥は、寒さから身を守るためにより保温力の高い羽毛をたくわえるため、保温性の高い良質な羽毛となるのです。

羽毛の主な産地は、ポーランドやハンガリー、フランスなどヨーロッパの寒い地域や、ロシア、カナダ、中国などです。中でもポーランドとハンガリーは古くから国をあげて羽毛の生産に力を注いできたという歴史があり、管理体制もしっかりしているため、羽毛産地としての評価が高い地域です。良質な羽毛を生産していることで知られています。

◉ハンガリー

ハンガリーは日本の北海道とほぼ同じ緯度にあり、冬の寒さは厳しくマイナス10℃近くになることもあります。羽毛の産地に大変適した気候です。恵まれた自然の中で飼育されたグースやダックは、体格よく育ち、その羽毛はダウンボールが大きく、耐久性にも優れています。生産量はヨーロッパ最大規模です。

◉ポーランド

寒暖差の激しいポーランドもハンガリーと並んで良質な羽毛産出国です。管理の行き届いた広大な農場で育てられ、体格の良い水鳥からしっかりと成熟した羽毛が採取できます。ダウンボールが大きく、保温性に優れているだけでなく、美しい白さがポーランドの羽毛の魅力です。中でもポーランドで品種改良がおこなわれたホワイト・コウダ種のマザーグースダウンは最高級品質の羽毛と言われています。このホワイト・コウダ種のダウンはポーランドの農業省所属の「コウダ・ヴィエルカ研究所」により管理され、「ポーランド家禽評議会(KRD-IG)」により「飼育証明書」が発行されます。ポーランドは国をあげて羽毛の品質管理体制を整えていることがうかがえます。

◉カナダ

寒さが特に厳しいカナダの北極圏付近で飼育される水鳥は、より暖かな羽毛をたくわえるため、かさ高や保温性に優れた良質の羽毛を採取することができます。

◉フランス

寒暖差の激しいフランスのピレネー地方で飼育された水鳥の羽毛は保温性に優れています。

◉ロシア

ロシア中南部のアルタイ地方は、冬になるとマイナス40℃になる極寒地で、羽毛の産地として有名です。そのような厳しい環境で育った水鳥から保温性の高い良質な羽毛が採れます。

◉中国

中国は世界最大の羽毛産出国です。中でも年間の寒暖差が60℃にもなるという吉林(チーリン)省は良質な羽毛産地として知られています。

どの産地の羽毛が良質なの?

ベッド派と布団派

羽毛は農産物と同じで、同じ種類の水鳥でも飼育地域の気候や飼育状況などにより品質が変わってきます。つまり産地だけで羽毛の品質を見極めることはできないのです。羽毛産業の長い歴史があり、管理体制も整っているハンガリーやポーランド産であればより良質な羽毛である可能性は高いですが、ポーランドやハンガリーの羽毛もすべてが高品質というわけではありません。逆にあまり印象の良くない中国産の羽毛でも高品質のものもあります。産地による品質の違いはそれほど大きなものではありませんので、あまり産地に惑わされず、ダウンパワーや信頼できる品質保証ラベル、各種認定機関の認定を受けているか、なども確認して、羽毛のクオリティをしっかりと見極めることが大切です。

品質の目安となるラベル

日本羽毛製品協同組合 ゴールドラベル

ダウンパワー(羽毛のかさ高を数値化したもの)を保証する証明書。かさ高に応じて4つのラベルがあり、より上のクラスほどボリュームのある羽毛が使われた上質な羽毛布団ということがラベルで分かるようになっています。

ダウンパス(DOWNPASS)

羽毛の品質や、倫理的に適切に飼育された水鳥の羽毛を使用していることを保証する規格。欧州で定められた基準に従っています。

まとめ

羽毛の産地について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。今回の内容をまとめておきます。ぜひ羽毛布団選びの参考にしてみてください。

・羽毛の主な産地はハンガリー、ポーランド、カナダ、ロシア、中国など

・ハンガリーはヨーロッパ最大規模の羽毛産出国

・ポーランドは国をあげて羽毛の生産・品質管理に力を入れている

・羽毛の産地による品質の違いはそれほど大きくない

・産地の表記に惑わされずにダウンパワーなどから羽毛のクオリティを見極めることが大切

 

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