羽毛布団

羽毛布団の正しい使い方は?おさえておきたい羽毛布団の基礎知識

 

羽毛布団、ただなんとなく使っていませんか?羽毛布団は正しく使うことで、寿命が延びたり、羽毛の優れた保温性をさらに高めたりすることができます。今回は羽毛布団の正しい使い方の基礎についてまとめました。

羽毛布団の正しい使い方

布団 眠る 

羽毛布団の正しい使い方を確認していきましょう。実践していないことがあれば、ぜひ今夜から始めてみてください。

必ず布団カバーを掛ける

側生地の汚れや摩擦を防ぐために必ず布団カバーを掛けましょう。汚れ防止だけでなく、カバーをつけることで寝心地が変わったり保温性が高まるというメリットもあります。カバーを選ぶときには季節ごとに変えることがポイント。寒い冬はフランネルやフリースなどあたたかく肌触りの良い素材を、春や秋など気温の変化が大きい季節は汗や湿気にも対応できる吸湿性、通気性に優れたコットンがオススメです。
またカバーについた汚れが布団に付着しないよう、こまめに洗濯すると良いでしょう。

羽毛の片寄りを整える

羽毛布団を使う前は、軽くほぐすように空気を含ませながら羽毛の片寄りを整えましょう。羽毛が均一になることで保温力のムラを解消できます。また潰れた羽毛に空気が入り込むので、よりあたたかく快適に眠ることができます。

同じ場所ばかり使わない

同じ場所ばかり使っていると傷みが早くなってしまいます。上下、表裏とまんべんなく使うようにしましょう。

起床後すぐに収納しない

布団を押入れなどに毎日収納している場合、起床後すぐにしまうと羽毛にあたたかさや湿気がこもったままになってしまいます。カビの原因にもなりますので、起きてからしばらくはそのままにしておいて、熱や湿気を十分に発散させてから収納しましょう。

穴を開けない

たとえ小さな針の穴ほどの大きさであっても、羽毛布団に穴を開けてしまうと羽毛の吹き出しの原因になります。襟元の汚れ防止にタオルを縫い付けたり、安全ピンで留めたりするのはやめましょう。また、ペットの引っかき穴にも注意が必要。羽毛の鳥の匂いに反応してかじることもありますので、なるべくペットを布団に近づけさせないように気をつけてくださいね。

毛布と羽毛布団、どっちを上に掛けるといいの?

自分にあったマットレス

羽毛布団に毛布を使う場合の毛布の位置についても、意見が分かれる話題です。
羽毛布団は、羽毛に含まれた空気が体温によって温められることであたたかくなります。つまり、羽毛布団が直接肌に触れることがあたたかい状態を作るために重要になるのです。羽毛布団と体の間に毛布があると体温が羽毛に伝わりにくくなり、保温効果を最大限に引き出すことができません。
また羽毛の優れた特徴である、温度や湿度の調節機能も十分に発揮することができなくなってしまいます。慣れるまで少し抵抗があるかもしれませんが、あたたまった空気を逃さない効果もありますので毛布を掛ける場合は羽毛布団の上に掛けるのがおすすめです。
ただし、重い毛布は上に掛けると羽毛が潰れてしまいますので、羽毛布団の下に掛けた方がいいでしょう。
またウールやカシミヤ、シルクなどの天然素材のものは保温性、吸湿・放湿性に優れているため羽毛布団と体の間に掛けても羽毛の機能を損なうことはありません。保温性の高い天然素材の毛布を使う場合は、肌に触れるように掛けた方がより保温効果が高まります。

まとめ

羽毛布団の正しい使い方について知っていただけたでしょうか?正しく使い、できるだけ長く快適に羽毛布団を使いたいものですね。今回の内容をまとめておきましょう。

・羽毛布団を使うときにはカバーを掛けて汚れや劣化を防ぐ

・羽毛の片寄りを整えるように使う

・同じ場所ばかり使わず、上下、表裏まんべんなく使うと長持ちする

・起床後しばらくおいて熱や湿気を逃がしてから収納する

・小さな穴でも羽毛の吹き出しの原因となるので、穴を開けないように気をつける

・毛布は羽毛布団の上に掛けると良い。ただし重い布団と天然素材の毛布は羽毛布団の下に掛ける

羽毛布団に寿命はある?知っておきたい劣化のサイン

毎日使う寝具は、長く使っていても電化製品のように目に見えて壊れたり、消耗品のようになくなったりしません。いつの間にか年数が経ち、購入時に比べて使い心地が悪くなったと感じていても何となくそのまま使っている方が多いのではないでしょうか。衛生面や快適さの観点から、不安や疑問を感じながらも「買い替え時がよく分からない」という声もよく耳にします。とても身近なものであるのにも関わらず、寝具の寿命というのは意外と知られていないものです。

その中でも羽毛布団は耐用年数が長いといわれているため、購入したはいいけれど気付けばいつ頃買ったものかさえ思い出せない…という方も少なくないと思います。

かつて羽毛布団が登場したばかりの時代には「高級品は一生モノ」とうたわれたこともありますが、残念ながら羽毛布団にも寿命があります。実際どのくらいの期間使え、何によって寿命が決まってくるものなのでしょう?また、どうなったら寿命と考えればいいのでしょうか。

実は詳しく知られていない羽毛布団の寿命と、買い替え時の目安となるサインについて解説します。

1.羽毛布団の寿命について

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羽毛布団は吸湿性と放湿性の両方に優れているため、正しい使い方のポイントさえ押さえていれば意外と手入れの手間がかからず、羊毛や綿布団などに比べて快適さが長持ちするお布団といわれています。一般的な寿命は10年〜15年ですが、中には20年以上使っている人もいるようです。

形こそなくなりませんが、それだけ長い間使っているとさまざまな要因によって中身の羽毛は消耗しています。ふっくらとしたかさ高が徐々に減り、本来備えている保温性が失われていきます。ふくらみが減り、布団をかけていても寒いと感じたらそれが羽毛布団の寿命のサインのひとつです。

取扱説明書に寿命の目安が記載されているものもありますが、本来、製品の寿命は何によって決まるのでしょうか?天然素材である中身の羽毛自体に関しては、きちんと洗浄・加工された品質の確かなものであれば、耐用年数は10年以上にも及ぶともいわれています。しかし、羽毛の寿命=羽毛布団の寿命ではありません。羽毛を包んでいる側生地も劣化しますので、羽毛布団の寿命は羽毛、側生地の両方を合わせて判断するのが良いでしょう。

1−1値段で決まる?高級布団は寿命が長いか、短いか?

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単純に、高品質で高級な羽毛布団であれば長持ちするのでしょうか?残念ながらそうともいい切れません。高級なものには確かに耐久性に優れた上質なダウンがしっかりと充填されています。ですから、羽毛に関していえば寿命が長いといえるでしょう。しかし、側生地をみると高級布団に使用されているものは、丈夫さよりも寝心地を優先している商品が多いともいえます。最高級側生地素材であるシルクは、柔らかで心地よく吸湿発散性に優れていますが、耐久性の観点からすると若干他の素材に比べて劣ることも。縫い目や縁が擦れにより破れたり、直射日光に当てると変色して劣化が進みます。同様に、綿の中でも高級とされる超長綿はソフトでしなやかな感触と高いドレープ性が魅力ですが、細い糸で織られたその風合いゆえに、丈夫さでは太い糸に比べて劣ります。ピーチスキンも生地の表面を削っているので、やわらかさは出ますが生地は弱くなります。保管状況にもよりますが、側生地だけに関していえば高級布団の方が寿命が短い傾向にあるのかもしれません。

1−2羽毛の種類による寿命の違い

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中身の羽毛の種類が違うと耐久性にも違いがでます。ダックダウン(あひるの羽毛)、グースダウン(ダチョウの羽毛)、マザーグースダウン(ガチョウの親鳥の羽毛)、アイダーダックダウン(ダウンの宝石と呼ばれる希少性の高い最高級羽毛)の順で、順を追うごとに耐久性が高く、寿命が長くなります。これらの違いは羽毛の大きさや成熟度によるものです。ダウンボールが大きく、コシ(弾力性)があるほど長持ちします。

このように製品が本来もっている要素に加えて、日常の使い方でも寿命に個人差が生じてきます。続いて、羽毛の経年変化と日頃のケアで変わってくる違いについて順に説明します。

2.長く使った羽毛布団はどうなっているの?

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前項にて長い間使っていると羽毛は消耗するとお伝えしましたが、新品の状態から使用年数を経るごとに羽毛はどのように変化していくのでしょうか。

製品の品質や使用状況の個人差によって違いはありますので、ここではあくまでも平均的な目安としてお伝えいたします。

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購入時の羽毛は、ダウンボールがタンポポの綿毛のようにふわりと球状に広がり、空気をしっかりと包み込んで空気層を作っています。空気層が人間の体温によって温められ、温かい空気が布団の中にとどまることにより高い保温性を保ちます。全体にかさ高があってふんわりとし、吸湿性と放湿性に富んだ爽やかな温もりを感じる快適な状態です。側生地にも汚れはありません。

これが5年ほど経つと、徐々に浸透した汗や皮脂・垢・ホコリなどにより中身の羽毛がうっすらとコーティングされた状態になります。汚れによって羽毛同士がくっつくためかさ高はやや減少しますが、極端な保温性の低下までは感じられないかと思います。側生地も購入時に比べるとくすみはありますが、まだ気になるほどではないでしょう。

では10年後、15年後はどうでしょう。ここからは個人差が出てくるところかもしれません。かさ高についていえば、多くの場合は買った時に比べてはっきりと実感できるへたりが出てきます。中のダウンボールは汚れによりふくらみを失い、小さくなったり枝羽ができて壊れたりしてくる頃ではないでしょうか。ダウンのダメージは保温性に直結するため、温かさが感じられないようになってきます。また、側生地にも全体的な色褪せや、襟元などに目立つ汚れが出てくるでしょう。クリーニングしても回復しない状態であれば寿命と捉え、買い替えを検討する目安になる時期です。

3.日常のお手入れで変わってくる寿命

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蓄積した汚れは、保温性の低下や側生地の劣化を招きます。この部分に関しては、日頃の使い方や使う人の体質によって長くなったり短くなったりと違いがでてくるところです。それぞれの観点から、羽毛布団の寿命を左右する日常のチェックポイントについて説明します。

3−1あなたの使い方は?寿命に関わる日頃のケア

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毎日使うお布団の寿命は日頃の使い方に大きく左右されます。人は眠っている間、一晩でコップ1杯の汗をかくといわれていますが汗には水分の他に、塩分やわずかな脂質も含まれているもの。これが側生地を通してゆっくりと羽毛にも浸透しています。このうち水分については放湿性にも優れているうえ、時々布団を干すことで解消できますが、塩分や脂質は少しずつ浸透、蓄積しながら羽毛を劣化させてしまう恐れが。
カバーをこまめに洗濯しているか、月に1回程度干して乾燥させているか、汚れが集中しないよう上下・左右・裏表を入れ替えながら使っているか…など日頃の使い方が寿命に大きく影響してきます。

また、保温性の要となるダウンボールにダメージを与えないよう、直射日光下での過度な日干しをしていることも大きなダメージのひとつになります。さらには布団を干した時にパンパンとたたいていないか、圧縮パックなどを使って布団を押しつぶす収納をしていないか、通気性の良い状態で保管しているか、などお手入れの方法もダウンの寿命に関わってくる重要なポイントです。

3−2適切なクリーニング

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さらに5年程度を目安に専門業者で丸洗い(水洗い)クリーニングしている場合は、たまった汚れがリセットされている分、快適な使用期間が保たれます。汚れやへたりが気になり、寿命かなと感じている場合でも使用期間が10年より短ければ、丸洗いでふんわりと温かい使用感が回復する場合もあります。

ただし頻繁なクリーニングはかえって羽毛を傷めてしまいます。特に、ドライクリーニングはダウンを保護しているわずかな脂質を落とし、ダメージを受けやすい状態に。洗いすぎで油分を失い乾燥した髪が枝毛になるように、ダウンボールも枝羽になり壊れてしまうのです。過度なクリーニングをしないことも羽毛の機能を保つポイントといえるでしょう。

3−3使っている方の体質によって生じる個人差

同じようにケアしていても、汗っかきの方とそうでない方の汚れの蓄積度合いにはやはり違いが出てくるものです。手足が汗ばみやすい、寝汗をかく、皮脂の分泌が多いなど、個人個人の体質も長期間の使用においては影響を与えます。当てはまるなと感じる方は、標準的な寿命よりも少し短めに考えてみて下さいね。

4.お布団が教えてくれる替え時のサイン

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買ったばかりの羽毛布団はとても快適な状態です。それが失われてきた時には、使っていて実感できる様々な症状となって現れてきます。ここでは、羽毛布団が発信する劣化のサインについて説明します。

4−1ふくらみ、かさ高が減った

吸湿作用によって汗などの水分を含んでも、放湿性にも富んでいるため干すことで回復しますが、蓄積した汚れによって、ダウンボールがダメージを受けていると、干してもふくらみが戻りにくくなってきます。こうした状態で、へたりやかさ高の減少が実感でき、購入時に比べて、3分の2前後になったと感じたら、それは寿命の目安として捉えましょう。

4−2なんだか重くなった気がする

軽さが特徴の羽毛布団ですが、長い間に蓄積された汗や皮脂によって放湿性を失うと少し重く感じてくる場合があります。これも、ひとつの寿命のサインです。

4−3保温力が低下した

冬にお布団を使っていて、以前に比べて温かさがなくなったように感じてきたらダウンボールが消耗していることが考えられます。10年以上使っていて、クリーニングしてもふくらみ・保温性共に回復しないようであれば買い替え時かもしれません。

4−4頻繁に羽毛が飛び出してくる

羽毛布団の側生地は、ダウンプルーフ加工(目詰め加工)を施し、羽毛が飛び出さないようにしてあります。しかしわずかな通気性はありますので、急な圧がかかったりすれば中の空気と一緒に小さなダウンファイバーが飛び出したり、スモールフェザーの羽軸が生地に突き刺さって出てくることが。また、縫い目などからはさまっていたダウンが出ることもあります。こういった稀な場合ではなく、カバーの中に羽毛がたまったり、上げ下ろしのたびに羽毛が舞うといった断続的に羽毛が出てくる現象が起きているのであれば、生地に穴や裂け目、キルティングのほつれがないかチェックしてみて下さい。穴が大きかったり、生地が傷んで裂けてきているようであれば、側生地の寿命と考えてよいでしょう。

4−3羽毛の偏りが気になる

日頃の使い方の癖などにより、足下方向など一定方向に羽毛が集まりやすくなります。この癖に加えて、蓄積された汚れがダウン同士を結びつけていくと戻りにくい状態に。干して乾燥した後、反対方向に軽く振っても戻らないようであれば、ひとつの劣化のサインとみなします。

5.もう寿命かなと思ったら

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使用年数が10年以上経過していて、クリーニングしても回復せず、買い替え時のサインに当てはまるようであれば、ひとつの寿命と考え羽毛布団の買い替えやリフォームを検討するタイミングかもしれません。

5−1思い切って買い替えるときは

高品質のダウンであれば、リフォームや打ち直しで長く使い続けるのもひとつの方法ですが、手頃な価格で購入した羽毛布団であれば思い切って買い替えるのが1番良い方法です。買い替えにあたって、今後の使用年数を考え、そこに見合った耐久性のある羽毛布団の購入をお薦めします。20年以上使いたいと考えるのであれば、やはり高品質で製品の保証がしっかりしている物が長い目で見るとお買い得なのかもしれません。心地よい眠りを得る価値と耐久性をふまえて、じっくり検討してみてください。

6.羽毛布団の寿命についてのまとめ

いかがでしたか?羽毛布団の寿命や劣化のサインについて、詳しくご理解頂けたでしょうか。

これまでの内容をまとめると、

・羽毛布団にも寿命はあり、10〜15年が平均的な目安となる。

・羽毛は汗や皮脂などの汚れによって少しずつ劣化し、保温性やかさ高が失われる。

・10年以上使っていてへたり・側生地の傷み・羽毛が頻繁に飛び出す・温かさが足りないように感じる・布団が重くなった・羽毛が偏るといった症状があり、天日干しやクリーニングをおこなっても回復しないようであれば、その羽毛布団は寿命を迎えている。

となります。

季節の変わり目はお手持ちの寝具をチェックする良いタイミングです。この時期、ぜひ参考にしてみて下さい。

空気のように軽く温かい。伊藤清商店の羽毛布団「エアーベーシック」

羽毛布団を買うならどこが良い?購入前に知っておきたいポイント

羽毛布団 ショップ 店舗 店

そろそろ冬支度を考えていらっしゃる方も増えているかと思います。みなさんは羽毛布団を購入するときにどこで購入しますか?かつては寝具専門店やデパートで購入することが一般的でしたが、最近ではインテリアショップやネットショップで購入するという方のほうが多いのではないでしょうか。今やさまざまな場所で販売されている羽毛布団、今回は羽毛布団の購入場所についてそれぞれの特徴やメリットを解説します。

羽毛布団が買えるお店と特徴

羽毛布団 ショップ 店

羽毛布団を買う時は寝具専門店やデパートなどの対面販売に決めているという方もいれば、布団のようなかさばる商品はネットショップなどの通信販売が非常に便利とお考えの方もいらっしゃいます。
羽毛布団の主な販売場所について、それぞれの特徴を解説しましょう。

◉対面販売

紹介する前に

対面販売の良い点は、寝具に関する知識が豊富な販売員の方に好みの布団を見つけてもらえるだけでなく、実際に羽毛布団に触れて弾力をみたり、嫌な臭いがしないかを確認することもできるところ。ただし購入者側にきちんとした知識がない場合、勧められた商品を言われるままに購入することになってしまいます。対面販売で購入する場合、寝具にまつわる知識を身に付けておくことと、本当に良い商品を勧めてくれる店舗かどうかを見極めることが重要なポイントといえるでしょう。

寝具専門店

寝具専門店には寝具に関するスペシャリストがいらっしゃるので、最適な商品を見つけてもらうことができます。中にはオーダーメイドや購入後のメンテナンスサービスをおこなっている店舗も。自分に合った質の高い羽毛布団を長く使いたい方は、そのようなサービスをおこなっている寝具専門店で購入されることをおすすめします。

オーダー寝具専門店 IWATA

百貨店・デパートの寝具売り場

百貨店・デパートの寝具売り場での購入メリットは、厳選した商品を扱っているため品質が信頼できる点。接客やサービスのきめ細やかさも魅力で、羽毛布団だけでなく敷き布団・マットレス・枕など、寝具についてトータルでアドバイスしてもらえる店舗もあります。第三者的な立場からアドバイスをもらいながら購入したいとお考えの方におすすめです。

伊勢丹新宿店 寝具コンサルティング

インテリアショップ

最近では多くのインテリアショップが羽毛布団も扱っています。チェーン展開しているメーカーの場合、店舗数が多いため気軽に店舗に立ち寄って商品に触れて確認してから購入することが可能。価格帯がある程度決まっており、羽毛布団の種類はそれほど多くはありませんが新生活などで家具・ベッド・インテリア小物などトータルでコーディネートして欲しい方や、一つのお店でインテリア関連のアイテムを全て揃えたいとお考えの方は、インテリアショップでの購入が便利かもしれません。

IDC 大塚家具

◉通信販売・ネットショップ

 

店頭で接客を受けると、なんとなくその場で購入を決定しなくてはいけないような雰囲気になってしまう…と感じる方も少なくないかもしれません。カタログ販売やネットショップは欲しいと思う商品が見つけやすく、商品情報も掲載されているため自宅でじっくりと比較検討しやすいというメリットがあります。価格は手頃なものから高級品まであり、悩む楽しみもあるかもしれません。
ただし、実際に触れて確認することができませんので購入前に、返品・返金制度やお試し期間などがあるかどうかを事前に確認しておくことをおすすめします。

カタログ通信販売

カタログ通信販売は商品がカテゴリーごとに整理してカタログに掲載されているので、欲しいものが見つかりやすいというメリットがあります。写真や情報も豊富なので比較検討がしやすいのも魅力。
カタログでの購入はパソコンを使うことが苦手という方や、ネットショップでの購入に抵抗があるという方に長く支持されているようです。価格は比較的手頃なものが多く、防ダニ布団やウォッシャブル布団など、消費者の要望を取り入れた機能的な布団を多く扱っているという印象があります。カタログとあわせてネットショップを開設しているメーカーもあり、来客用の布団などすぐに使うものを購入したいときなどにも便利です。

ベルメゾン

カタログ通販セシール

ネットショップ

カタログ通販よりもさらに情報量が多いのがネットショップです。実際に商品に触れることができないというデメリットをカバーするために、商品の良さを写真や文章など商品ページで伝えるという工夫がされています。羽毛の産地やダウン率、側生地の素材、羽毛の充填量などの情報がしっかりと掲載されているショップが良いでしょう。
ただし情報が多い分、写真の美しさやうたい文句に惑わされやすいので、購入者側も羽毛布団に関する知識を持っておくことが望ましいといえます。
ショッピングモール型のネットショップは在庫も豊富で、商品の比較検討を楽しみながら購入したいという方にピッタリ。またご購入者の商品レビューも非常に参考になりますので、是非チェックしてみることをおすすめします。

西川ストア ONLINE

伊藤清商店

石田屋

羽毛布団・寝具・タオルの通販ショップ アイフトンワークス Yahoo店

布団と寝具専門店 COLORS 楽天市場店

まとめ:どこで買うのがおすすめ?

今回は羽毛布団の購入場所について解説しました。おすすめの購入場所はライフスタイルや予算などにもよるかと思いますが、より品質の高い羽毛布団を使いたいという方には寝具専門店や寝具専門店のネットショップやデパート、できる限り価格をおさえて購入したいという方はインテリアショップやカタログ通販などで購入することが良いでしょう。
今回の内容をまとめておきます。

・羽毛布団が買える場所は「寝具専門店」「デパート」「カタログ通販」「ネットショップ」など

・対面販売は販売員の方の豊富な知識と実際に商品に触れられるというメリットがある

・通信販売は商品の見つけやすさ、比較検討のしやすさ、選択肢の多さが魅力

・情報やうたい文句に惑わされないためには、購入者側も羽毛布団の知識を身につけることが大切

羽毛の種類はどう選ぶ?おさえておきたい羽毛布団の基礎知識

White geese

そろそろ冬に向けて、羽毛布団の購入を検討されている方もいらっしゃるかと思います。
しかし「マザーグース」に「ホワイトグース」に「シルバーダック」…。羽毛布団の種類はたくさんあって、どれを選んで良いのか悩んでしまいますよね。実は、羽毛の種類の基本はグースとダックのたった2種類だけなんです。ダウンとフェザーの違い、グースとダックの違い、マザーダウンについてなど、羽毛の基礎知識をおさえておけば羽毛布団の品質を見極めるのにとても役立ちます。今回は羽毛の種類についてまとめました。

ダウンとフェザーはどう違うの?

どれを選ぶ?

意外と知らない方が多いのがダウンとフェザーの違いです。まずはダウンとフェザーがどう違うのかみてみましょう。

◉ダウン

羽毛布団の洗濯は要注意

ダウンは水鳥の胸の部分に生えている毛のことで、軸がなくタンポポの綿毛のようにふわふわとしています。空気をたっぷりと含むので暖かく、かつ吸湿・放湿性に優れているのが特徴です。このダウンが入っている率(ダウン率)が高いほど上質な羽毛布団とされます。

水鳥1羽から採れるダウンの量は少なく希少なため、ダウン率が高いほど価格は高くなります。

◉フェザー

ダウン フェザー 羽毛 羽根

フェザーは湾曲した硬い軸のある羽根のことです。一般的に多くの方が「鳥の羽根」といってイメージするものが、このフェザーではないでしょうか。

フェザーには2種類あり、水鳥の翼の部分に生えている比較的大きな羽根(6.5cm以上)をフェザー、腹の部分に生えている小さな羽根(6.5cm未満)をスモールフェザーと呼ばれます。羽根軸が硬いので弾力性や復元力に優れているのが特徴で、クッションや枕に最適な素材。布団に使われるフェザーはほとんどが軸が細くやわらかなスモールフェザーで、通常布団には羽毛と混ぜて使われます。また、ダウンほど保温力は高くありませんが、通気性が良いため暖かい季節の肌掛け布団によく使われています。

まとめ

・ダウン

羽毛。水鳥の胸にある綿毛状の毛。空気をよく含み暖かい。

・フェザー

水鳥の翼の部分にある羽根。軸があり弾力性、復元力に優れている。

・スモールフェザー

水鳥の腹の部分にある小さめの羽根。軸が細くやわらかい。羽毛と混ぜて使われる。

羽毛布団と羽根布団は違う!

注意したいのが、羽毛布団と羽根布団の違いです。羽毛布団とはダウンを50%以上使用しているもののこと、羽根布団は使われているダウンが50%以下のものをいいます。つまり、例えば「ダウン率90%の羽毛布団」とは90%のダウンと、10%のフェザーが詰められているという意味です。

羽毛にはどんな種類があるの?

little boy lying on blue blanket with lots of question marks

羽毛の種類を「水鳥の種類」「羽毛の色」「マザーダウン」「特別なダウン」に整理して解説しましょう。

◉羽毛を採取する水鳥の種類

ダック グース

羽毛を採取する水鳥の種類は、主にグースとダッグの2種類。グースはガチョウ、ダックは家鴨(アヒル)のこと。ダックよりグースの方が体が大きいため、ダウンひとつひとつの大きさも大きく、空気をよく含み、より保温性にすぐれた上質な羽毛が採れます。そのため一般的にダックよりグースの方が高品質な羽毛といわれています。

まとめ

・グース

ガチョウ。ダックに比べて体長が大きいため、より大きく上質なダウンを採取できる。

・ダック

アヒル。グースより小さめ。ダウンの大きさも小さいが、安価で入手しやすい。

◉ホワイトダウンとシルバーダウンの違いは?

グースもダックも白色の羽を持つものと茶系の羽を持つものがあり、白色の羽のグース・ダックの羽毛の色は白く「ホワイトダウン」と呼ばれ、茶系の羽のグース・ダックの羽毛の色は灰色で「シルバーダウン」と呼ばれます。羽毛の色が違うだけで、品質や保温力に大きな差はありません。ただ、白い羽毛の方がより清潔に見えることや側生地に透けて見えないという理由から、ホワイトダウンの方が人気があるようです。

まとめ

・ホワイトダウン

白色の水鳥の羽毛。清潔に見えるため人気が高い。

・シルバーダウン

茶系の水鳥の羽毛。

◉マザーダウンが良質と言われる理由は?

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羽毛布団の表示でよく見かけるのが「マザーグースダウン」「マザーダックダウン」というキーワード。マザーグース・マザーダックダックは、普通のグースやダックとどう違うのでしょうか。

羽毛は食肉用に育てられた水鳥の副産物として採取されますが、一部、次の世代の水鳥を生むための繁殖用に飼育される鳥もいます。この卵を生んで親になる鳥の羽毛がマザーダウンです。

食肉用として育てられた通常の水鳥は肉がまだやわらかい若いうちに屠殺され、その羽毛を採取することになりますので、親鳥の羽毛であるマザーダウンに比べると成熟しきっていない羽毛といえます。そのためダウンひとつひとつが小さめで、数年でかさが減ってしまうこともあります。

一方、マザーダウンは寒い冬を越えた親鳥の羽毛なのでしっかりと成熟しています。ダウンひとつひとつが大きく、空気をたっぷり含んであたたかくそのうえへたりも少なく丈夫です。これが、マザーダウンが通常のダウンより上質な羽毛とされる理由です。

まとめ

・通常のダウン

食肉用として育てられ採取された水鳥のダウン。若いうちに採取するため羽毛が成熟しきっておらず、ひとつひとつのダウンが小さめ。

・マザーダウン

卵を生むために育てられた水鳥のダウン。寒い冬を越しているため時間をかけて成熟した質の良いダウン。製品には「マザーグース」「マザーダック」と表記されます。

◉特別なダウン

ダウンの中でも、希少価値のある特別なダウンをご紹介します。

スティッキーダウン

スティッキーダウンとは「ねばりのある(英:sticky)」ダウンという意味で、羽毛同士が絡みつきやすい、ねばりがあるように感じられるダウンのこと。羽毛の種類というよりも、そのような特徴を持った特別なダウンということです。長期間育てられ、羽毛がしっかりと成熟しているものにスティッキーダウンの特徴が見受けられます。
羽毛の毛足がしっかり絡み合い、温まった空気が外に逃げにくいため保温性が非常に高いのがスティッキーダウンの特徴です。羽毛の充填量が少なくても十分暖かいため、見た目ではかさが足りないように感じられますが、ドレープ性(体にまとわること)が出て体にフィットする快適な羽毛布団を作ることができます。

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アイダーダックダウン

アイダーダックダウンは、アイスランドに生息する特別保護鳥のアイダーダック(ホンケワタガモ)の羽毛です。鳥類は産卵時に羽毛が抜け落ちることで卵に直接体温を伝えて卵を孵化させるのですが、アイダーダックにはこの抜け落ちた羽毛を巣に貼り付けて冷たい空気が侵入するのを防ぐという習性があります。雛が孵った後、巣に張り付いた羽毛を人の手で丁寧に採取して精製したものが布団に使われるアイダーダックダウン。
スティッキーダウンのように羽毛同士がよく絡み、暖かい空気を保持する力が高いダウンです。質が高いだけでなく、量産ができず大変手間がかかるため「羽毛の宝石」ともいわれます。羽毛の種類では別格扱いで最高級品とされており、価格もシングルサイズで100万円を超えるものも存在します。

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まとめ:結局、どの羽毛がいいの?

羽毛布団の品質は羽毛の種類だけでなく水鳥の飼育期間や飼育環境、産地の気候などさまざまな要因によって変わってきますので、一概にどの羽毛が良質ということは残念ながらいえません。ただ同じ状況下で育てられた水鳥の羽毛と仮定するなら、下記のようにまとめることができます。

・ダックよりグースの方がダウンボールが大きいので質が良い

・通常のダウンよりマザーダウンの方がダウンが成熟しているので質が良い

・スティッキーダウンはしっかりと成熟した毛足の長い羽毛なので質が良い

・アイダーダックダウンは別格

徐々に気温が下がってくる時期です。羽毛布団のお買い替えをご検討されている方はぜひとも参考にしてみてください。

季節の変わり目、この秋おすすめの寝具をご紹介

いよいよ秋。気温も湿気も高かった季節からふとした風に涼しさを感じ、日によっては長袖が恋しい時期になりました。
気温の高低差が激しくなる季節の変わり目は、秋の寝具を揃え始める頃。
今回はこの秋おすすめの寝具をいくつかご紹介いたします。

秋におすすめの寝具

寒暖差が激しく気候が安定しない秋も、春と同様に気温の変化に気をつけましょう。
寒さを感じたら寝ている間でも布団をかけられるよう、足元に布団があると安心です。
また、徐々に気温が下がる季節ですので、ウールの毛布やあたたかさを感じる布団カバーを準備しておくとよいですね。そして秋は、花粉やダニのアレルギーにも要注意です。

気候が不安定な秋も二枚合わせ羽毛布団が大活躍!

朝晩の寒暖差が激しく、天候が不安定な秋も春と同様に二枚合わせの羽毛布団が重宝します。まだ暑さが残る9月頃までは薄めの「肌掛け布団」を使い、寒くなってきたら厚めの「合い掛け布団」に変えるといいでしょう。その日の気候によって2種類の布団を使い分けることができるので二枚合わせはとても便利です。

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■スザキーズ デュエット二枚合わせ 掛け布団(シングルサイズ)

気温が下がる時期、一枚毛布を準備しておきましょう

朝方、びっくりするくらい涼しくてカゼをひいてしまった…なんて方も増えてくるこの時期。
寝る前にどんなに暑くても、足元に一枚毛布を用意しておきましょう。
天然素材の羊毛で作られたウール毛布は保温性、吸湿・放湿性にすぐれており、布団の中を快適に保ってくれますので、汗をかいても寝冷えしません。
また毛足の長く肌触りのよいマイクロファイバー、マイヤー素材もオススメです。

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■京都西川 ウール毛布 ローズメリノ毛布 シングルサイズ 140cm×200cm

■伊藤清商店 珊瑚マイヤー ふわふわ 毛布 シングルサイズ

あたたかさを感じる布団カバーや敷きパッドにチェンジ

寒くなる秋には、あたたかさを感じる布団カバーや敷きパッドに変えるのがおすすめです。布団カバーや敷きパッドは肌に直接触れますので、夏に気持ちが良かったひんやりした感触のカバーは気温の下がる秋には冷たく感じてしまいます。
綿起毛やフランネル、フリース素材などのふわっとしたやさしい感触の布団カバーが気持ちよいですね。

【こんな商品がおすすめ】

■西川リビング 冬用 あたたか掛けふとんカバー 綿100%

■伊藤清商店 シンサレートウルトラ 掛け布団+フリースカバーセット シングルサイズ

■ベルメゾン あったか保温の抗菌・防臭・消臭・除湿敷きパッド

秋も花粉やダニなど、アレルギー対策を

秋も花粉の季節。布団を外干ししないことが一番ですが、布団に花粉が付着するのを防ぐ布団カバーや布団干し用のカバーなど、花粉対策に便利なグッズもあります。
また、秋は夏に繁殖したダニのフンや死骸が布団に多く残る季節でもあります。夏が終わったら一度布団を丸洗いしたり、掃除機をかけたりするなど、ダニ対策もしっかりおこないましょう。

【こんな商品がおすすめ】

■ifuton-works 日本製 高密度 防ダニカバー 掛け布団カバー ルネ シングルサイズ

花粉が気になる季節に布団を外干ししたいときに。

東和産業 花粉ガード 布団干し袋 花粉対策 ほこりを通さない シングルサイズ

布団専用ノズルを使って、清潔にダニ対策を。

■パナソニック 掃除機別売部品ノズル ふとん清潔ノズル MC-FU1

洗える布団ならダニも花粉も怖くない!

■伊藤清商店 シンサレートウルトラ プレミアム200 掛け布団 シングル (アイボリー)

寝具も、季節とともに衣替えを

今回は秋にオススメの寝具、寝具にまつわるアイテムをピックアップしてご紹介しました。

質の高い睡眠を得るためには、寝具も季節に応じて変化させることが大切。
特に季節の変わり目である秋は、体調管理にもつながります。
一気に涼しくなる前に、秋の寝具は余裕を持って準備しましょう!

ただ押入れに入れるだけじゃダメ? 羽毛布団を上手に収納するコツ

考える女性

ふわふわであたたかな羽毛布団。冬は欠かせないものですが、シーズンが終わるとそのボリュームとデリケートさが難点に。使わない間はさっさと押入れに詰め込んで、あとは放っておこう! なんて思っている方、ちょっと待ってください! 羽毛布団にとって、ただ押入れに入れるだけの収納はよくありません。ダメになってしまったからといって次々と買い替えできるほど、羽毛布団は安い品物ではありませんよね? 正しく収納して、少しでも長く快適に使いましょう。今回は羽毛布団に最適な収納方法と便利グッズをご紹介します!

1. どうして押入れに入れるだけじゃダメなの?

クエスチョンマーク

特別汚れが目立たない場合でも、布団は就寝中の汗や、垢、フケなどで汚れています。きちんと手入れをしてから収納をしないとカビが生えたり、ダニが発生したりすることも。カビやダニはアレルギーの原因にもなり、健康にも影響があるので心配です。また、気をつけて収納しないと羽毛がへたってしまい、次に使うときに保温力が弱まってしまうこともあるのです。

【正しく収納しないとこんなことに…】

  • カビが生える
  • ダニが発生
  • 臭いが気になる
  • 羽毛がへたってしまう

2. 羽毛布団を収納するための準備

収納する前に、まずは収納場所の環境を整えましょう。湿気がこもりやすく風通しの悪い押入れやクローゼットは、デリケートな羽毛布団にとって快適な環境ではありません。布団を入れる前にできるだけ湿気をとること、空気の通り道を確保することがポイントです。

2.1 まずは押入れの環境を整えましょう

押入れ

2.1.1 不要な物を処分する

不要なものは処分

最初に押入れの中の不要な物を処分して、スペースを確保することから始めましょう。何年も使用していない押入れに入れっぱなしの古い布団やぬいぐるみなどは、カビが生えていたりダニの温床になっていたりすることがあります。アレルギーの原因となり、健康にも良くありませんので処分したほうがいいでしょう。また、ほとんど使用しない客布団も思い切って処分して、買い替えを検討するあるいは貸布団を利用するのもひとつの手かもしれません。

※不用品の処分については、各自治体の規定に従ってください。

【お客様用にピッタリ!】
・綿布団セット(掛敷枕付き)シングルサイズ 

ダニを寄せ付けない抗菌防臭・防ダニ マイティトップII使用のお布団セット。お手頃価格なのでお客様用に一組用意しておくのもよいですね。

【布団レンタル】
布団レンタル 山下寝具株式会社
ハッチふとんレンタルサービス

2.1.2 カビの除去

カビの除去

不要な物を取り出したら、掃除をする前に押入れの中にカビが生えていないかチェックをしましょう。カビが生えているのに掃除をしてしまうとカビの胞子を広げることになってしまいます。押入れやクローゼットの中だけでなく、しまっていた荷物にもカビが生えていることがありますので、よく確認してください。

少しのカビであれば、固く絞った雑巾で拭き取れば除去することができますが、カビの色がつくほどのひどいものは、台所用漂白剤を使って漂白をする方法があります。ただし、壁の色が変色したり材質を痛めてしまったりすることもありますので、正しいやり方をリサーチしてから作業をおこなってください。

【参考】カビの対策・除去

【便利グッズ】

バイオ 押入れのカビきれい(押入れの天井に貼る防カビ剤)

2.1.3 掃除をする

掃除をする人

カビを拭き取ったら、押入れの中を掃除しましょう。押入れの中を空にして隅々まで掃除をするのがベストです。押入れやクローゼットは普段扉を閉じているので汚れることがないと思っている方も多くいらっしゃるかもしれませんが、布団や洋服からは綿ぼこりが出ますので意外とホコリの温床になっています。掃除をしないで布団をしまうと、ホコリが布団に付着してしまいます。ホコリにはカビや雑菌、アレルギーの原因となるダニの糞や死骸が潜んでいますので、アレルギーの方は特に念入りに掃除をしましょう。

【押入れ掃除のコツ】
① 可能であれば、すべての物を出して空っぽの状態にする

他の物にホコリがかかってしまいますので、できれば空っぽにして掃除をしましょう。

② 上の方から下へ、奥から手前へ

ホコリは上から下に落ちてきます。上の方から始めて下で終わり、奥の方から手前にホコリを集めると効率的です。天井や壁も忘れずに掃除をしましょう。

③ ホコリが舞い散らないようにやさしく拭き取る

ホコリは空気の動きで舞い上がりますので、掃除用ワイパーなどを使ってホコリを絡め取ってやさしく拭き取ることがおすすめです。水拭きするときには、固くしっかりと雑巾をしぼってからおこないましょう。また、掃除中にホコリを吸い込まないようマスクをすることも大切です。

2.1.4 乾燥させる

掃除で水拭きをした後は、特に念入りに乾燥をさせましょう。湿り気が残っている状態で布団をしまうことは避けましょう。扇風機をあてると早く乾きます。

2.1.5 除湿剤を置く

湿気のたまりやすい押入れには除湿剤を置きましょう。押入れやクローゼットの隙間に入れられる棒状のタイプや、シートタイプのもの、押入れ用のコンパクトな除湿機もあります。水がたまったら取り替えることをお忘れなく。夏場や梅雨だけでなく、加湿器を使用する冬も湿度が高くなりますので、注意が必要です。

【便利グッズ】
除湿棒 押入れ用70
コンパクト除湿機 カラッと爽快
除湿シート 湿気取りシート 除湿センサー付き

2.1.6 空気の通り道を作る

すのこを敷くというのが一般的ですが、掃除がしにくくホコリの温床になりやすいという難点もあります。可能であれば、布団は上段に収納し、押入れの下段にはキャスター付きの引き出しなどを使用して、空気の通り道をつくるように工夫するといいでしょう。
なるべく押入れを閉めっぱなしにせず、時々開けて風を通すことも大切です。

2.2 押入れの環境を整えるために普段から気をつけること

普段から押入れの環境を整えることも大切です。少しの工夫で湿気を減らしたり、清潔に保ったりすることができます。

2.2.1 起床してすぐに布団をしまわない

布団には就寝中にかいた汗で湿気がこもっています。起床してすぐにしまうと押入れに湿気がこもってしまいますので、起床後1時間くらい置いて湿気を飛ばしてから押入れに入れるようにしましょう。

2.2.2 除湿剤をこまめに取り替える

水のたまった除湿剤は除湿効果が得られません。頻繁に点検をして、こまめに取り替えましょう。

2.2.3 押入れは物を詰めすぎないようにする

物でぎゅうぎゅう詰めの押入れは空気の通り道がありませんので、湿気がこもりやすくなってしまいます。不要な物はすぐに処分をするクセをつけて、押入れを物であふれさせないよう日頃から気をつけましょう。ある程度空間を作って、風通しが良くなるように工夫をすることが大切です。押入れやクローゼットの容量の約8割程度が理想です。

2.2.4 掃除がしやすくなるよう工夫する

掃除がしやすくなるよう工夫をすることも大切です。掃除のたびにすべての物を取り出すのは大変です。キャスター付きのチェストや、ある程度まとめて荷物を入れておけるボックスなどを使うと手間がかからず、掃除がしやすくなるので押入れの中を清潔に保つことができます。また、掃除が行き届いてきちんと整理されていれば押入れを開けておいても雑然とはしないので、来客時以外は常に押入れの扉を開けっ放しにしておいて風通しを良くすることもできます。

3. 羽毛布団の最適な収納方法

布団をしまう女性
押入れに収納する準備が整いました。ではさっそく羽毛布団を収納していきましょう。

3.1 羽毛布団を収納するコツ

3.1.1 干して湿気を除去

布団を干す
まずは日に干して乾燥させましょう。干すときにはカバーを外さず、つけたままにしておいてください。直射日光による側生地やダウンの劣化を防ぐことができます。中のダウンが傷んでしまうので叩くのはNGです。ホコリは叩いて取り除くのではなく、掃除機で吸い取りましょう。

【羽毛布団の干し方】

羽毛布団はもともと吸湿性・発散性にすぐれているので、長時間日に当てる必要はありません。雨が降った翌日や朝夕の湿気の多い時間帯を避けて午前10時から午後2時ごろまでの約2時間程度で十分乾燥できます。途中で一度裏返して干すとさらに効果的です。

3.1.2 掃除機をかけてホコリをとる

掃除機をかける
日干しをしたら、表面のホコリやダニの糞、ダニの死骸などを掃除機で吸い取りましょう。専用ノズルを使うと清潔におこなえます。

【便利グッズ】
Panasonic 掃除機別売部品ノズル ふとん清潔ノズル MC-FU1

3.1.3 布団が汚れているときはクリーニングに出す

Washing machine
食べ物や飲み物のシミなど汚れが気になるときには、クリーニングに出しましょう。ただし、側生地の劣化や羽毛へのダメージがありますので頻繁におこなうのはおすすめできません。
側生地の汚れがひどく、取り替えたいという場合は打ち直しに出すという方法もあります。中の羽毛は取り替えずに側生地の取り替えだけでも対応してくれる業者もありますので探してみるといいでしょう。

【側生地交換】
羽毛ふとん専門工房

3.1.4 布団カバーを洗う

青空と布
布団カバーは汗や皮脂が付着して汚れています。布団から取り外して洗っておきましょう。汚れたカバーをつけたまま収納すると布団の側生地にも汚れがついてしまいます。また、臭いの原因にもなります。

【高密度 防ダニ敷き布団カバー】
日本製 高密度 防ダニカバー 敷き布団カバー シングルサイズ

3.1.5 押入れをしっかり乾燥させておく

乾燥させる
前項「まずは押入れの環境を整えましょう」を参考にしていただき、布団に湿気がこもらないよう押入れをしっかり乾燥させてから羽毛布団を収納しましょう。

3.1.6 収納袋に入れて押し入れに入れる

ホコリがつかないように収納袋に入れましょう。湿気がこもりにくい通気性の良い布や不織布などを使用した収納袋がおすすめです。ボリュームを適度に抑えて収納できる羽毛布団用の収納バッグなど便利なグッズもあります。使わなくなったシーツを利用するのもいいでしょう。中に防虫剤を入れる場合は羽毛にニオイがうつらないよう、ニオイがきつくないものを選んでください。布団圧縮袋は羽毛を傷めてしまいますので使用は避けましょう。

【便利グッズ】
羽毛布団を薄く収納するケース(紺)
日本製 防虫・防カビ・抗菌防臭加工 羽毛布団袋(強力消臭&除湿シート付) リーフ グリーン

3.1.7 重ね順に注意する

重ね順に注意

羽毛布団は羽毛がつぶれてしまうので、上に重い布団などを置かないように気をつけましょう。押入れの中の湿気は上から下にたまるので、つぶれやすく湿気を嫌う羽毛布団は一番上に置くことがおすすめです。

3.1.8 使わない季節でも時々取り出して干す

羽毛布団を使わない季節でも時々干すようにしましょう。月に2回程度干すことが理想です。湿気を飛ばして乾燥させることで、カビの予防になるほか、ダニの繁殖を防ぐこともできます。

3.2 羽毛布団の収納に圧縮袋はNG!

禁止する女性
布団のかさを減らしてたくさん収納することができる布団圧縮袋。とても便利なグッズですが、羽毛布団を収納するときには使用を避けましょう。羽毛布団は、詰めてある羽毛のダウンボールひとつひとつが空気を含むことであたたかさを保っています。圧縮袋を使用するとそのダウンボールがつぶれてしまい、空気を含めなくなってしまいます。それにより保温力が落ちてしまうのです。ビニール製なので通気性も良くありません。また、側生地に与えるダメージも大きくなります。やむを得ず使用するときは、完全に圧縮せずに使用し、時々袋から出して羽毛布団の湿気を飛ばす工夫をしましょう。

4. 収納していた羽毛布団を使うときにすること

ビーチの女性

長期間押入れやクローゼットに収納していた羽毛布団は、湿気を含んでいますので日に干したり乾燥機にかけたりして、しっかり乾燥させてから使用しましょう。日干しや乾燥の後は、掃除機をかけてダニの糞や死骸を吸い取ります。しっかりダニを駆除したいときには高温乾燥してくれるクリーニングサービスを利用するのがおすすめです。(※ただし、羽毛や側生地が傷むので頻繁にすることはおすすめできません。汚れが気になる方は収納する前か後どちらか、それほど気にならない場合は2〜3年に1度を目安にしてください。)

干す時にはしっかりと空気を含ませるように干しましょう。空気を取り込むことで、保温力を保持できる、ふっくらとした羽毛布団に戻ります。

5. まとめ

いかがでしたか?すぐに実践できそうな収納方法やアイディアはありましたか?

品質の良い羽毛布団を購入したのに収納方法が悪くてダメにしてしまった、なんてことは避けたいですよね。羽毛布団を収納するときのポイントをもう一度おさらいしておきましょう。

・羽毛布団は湿気が大敵

・まずは収納場所の環境を整える!

・収納するときは通気性、湿度に注意

・重ね順にも気をつける

・布団圧縮袋は使わない

・使うときには一度乾燥させる

ぜひ参考にしてみてください。今年の冬も快適に羽毛布団を使いましょう!

羽毛布団をクリーニングするタイミングとお店選びの注意点

羽毛布団のクリーニング

暑さも本格的になり、寝具も夏仕様にチェンジした頃かと思います。春先まで毎日使用していた羽毛布団、キレイな状態で保管しているでしょうか?
しばらく洗っていない羽毛布団は、カバーの洗濯や日干しをしていても溜まった汚れが気になるもの。毎日使う布団は表面的にはキレイに見えても、やはり中の羽毛は少しずつ汚れを吸着しています。

冬シーズンが始まる直前にクリーニングすると使い始めが心地よく感じられるかもしれませんが、保管中はどうしても羽毛布団自体の通気が悪くなり、布団の汚れが匂いの原因になることも。また、時間が経つことで汚れが定着することを考えると、冬用の寝具から夏用の寝具に変えた今こそがクリーニングのチャンスといえるでしょう。
一般的にどのくらいの間隔でクリーニングに出すのが良いのでしょうか?

また、ひと口にクリーニングといっても幅広く請け負うクリーニング店から、布団丸洗い専門といった看板を掲げているところまで洗い方や料金はさまざま。意外と知られていませんが、実はどんな業者を選ぶかによって羽毛布団に与えるダメージや仕上がりには大きな違いがあるのです。

いつ、どんなタイミングで、どのような業者を選んだら良いのか、羽毛布団のクリーニングにまつわる疑問や注意点について解説します。

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布団の敷きっぱなし、なぜNG?

敷布団 布団 掛布団 掛け布団 枕 畳畳やフローリングに布団を敷きっぱなしにしておくことを万年床といいます。一人暮らしをされている方は部屋の収納スペースが限られていることもあり、止むを得ず万年床という方も少なくないかもしれません。

しかし布団にとって、敷きっぱなしはよくないとされています。どうして布団を敷いたままにしておくのはよくないのでしょうか。

布団を敷きっぱなしにしてはいけない理由

人は眠っている間にコップ約一杯の汗をかくといわれています。布団を敷いたままにしておくと、その湿気は布団から放出されません。

布団に含まれた湿気が溜まっていくと、布団内に湿気がこもりカビにとって絶好の環境に。布団にはもちろん、畳や床にもカビが生える原因になってしまうのです。

フローリングは特に要注意!

畳に比べ、フローリングの床面はより通気が悪くなっています。住宅事情も大きく変わり、洋室しかないというご家庭も増えたのでフローリングの床に布団を敷くことも珍しくなくなりましたが、フローリングではより注意が必要です。

フローリングの場合はその辺りを意識して、毎日布団の上げおろしを行いましょう。

どうしても布団があげられないという場合は・・

療養中や介護などどうしても布団を敷きっぱなしにする必要がある場合は、可能であればスノコを使うとよいでしょう。

スノコは一枚一枚に隙間があるので、その隙間から風の通り道が作られます。スノコの上に布団を敷けば布団の下の通気が良くなり清潔な寝床環境が保つことができるでしょう。

【こんな商品がおすすめ】リセノ ロール式すのこベッド 使わないときは丸めて収納可能!

布団を上げるタイミングは?

布団を押入れまたはクローゼットにしまうタイミングも重要です。

起き抜けは、自分の体温で温められた熱や湿気が布団にこもっている状態。少しの間そのままにして、ぬくもりや湿気を発散させてからしまいましょう。

雨続きで布団が干せない時は?

布団の乾燥には天日干しが一番ですが、梅雨の時期は連日雨で布団がなかなか干せないことも多いもの。そんな時の対策をみてみましょう。

布団乾燥機や扇風機を活用

布団乾燥機やエアコンの除湿モード、扇風機などを活用して寝具の湿気を追い出しましょう。椅子に布団を立てかけて、両面から乾燥させるとより高い効果が望めます。乾燥機で温風を当てた後は、しっかり布団を冷ましてからしまいましょう。

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部屋をこまめに換気

肌寒い日や雨の日は一日中窓を開けない、という方も多いと聞きます。

しかし特に雨の日は空気中の水蒸気も多くなるので、カビの発生原因につながりやすいもの。こまめに換気することで部屋中の空気の流れ道をつくり、湿度を下げることができます。

抗菌・防臭効果のある寝具を選ぶ

いくら清潔に保つことが大事だとわかっていても、毎日布団やシーツを洗うことは現実的ではありません。そんな時は抗菌・防臭効果のある寝具を選ぶのもひとつの対策です。

布団の中綿そのものに抗菌機能を持ったものや、抗菌加えて防ダニ・防臭加工を施したシーツやカバーも多く売られています。

布団にできてしまったカビやシミは、クリーニングをしても落ちません。布団をカビから守るには、カビを発生させる前の早めの予防対策が決め手といえるでしょう。

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洗える!魔法の布団 シンサレートウルトラ

伊藤清商店 オールシーズン対応 防ダニ・抗菌・防臭機能 シンサレートウルトラ布団7点セット

ダニやハウスダストをシャットアウト!高密度防ダニカバー

ifuton-works 日本製 高密度 防ダニカバー 掛け布団カバー 掛布団カバー ルネ シングルサイズ

除湿シートも併用

また、敷き布団の下に敷く除湿シートを併用するのも効果的です。睡眠中の汗による湿気や気になるニオイを吸収してくれます。

【こんな商品がおすすめ】西川 ドライウェルプラス(シングル)除湿シート

敷きパッドは洗い替え用があると安心!

ゴムで簡単に留め外しができる敷きパッドは、薄手なので乾きやすいのでお洗濯も面倒に感じません。敷きパッドは直接肌が触れるものですので、簡単に洗えるのは嬉しいですね。何枚か洗い替え用を用意しておけば、いつでも清潔に保つことができるでしょう。

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まとめ

今回は布団を敷きっぱなしにしてはいけない理由と、干せない状況での対処方法をおはなししました。

布団を上げ下げすることは湿気を追い出せることのほかに、毎日の生活に起きる・眠るのメリハリがつけられるというメリットもあります。

梅雨真っ盛りの今の時期は最もカビが増殖しやすい時ですので、布団には除湿と乾燥が最も大切。

布団はできるだけ毎日上げ下ろしをし、週に一回程度風通しの良い日陰でお布団を干しましょう!

羽毛布団は洗えるの?家庭で羽毛布団を洗う方法を知りたい!

自宅の洗濯機

カバーを掛けたりこまめに干したりなど、日頃しっかりお手入れをしてはいても羽毛布団の中の目に見えない汚れは気になりますよね。デリケートな羽毛布団はなるべくクリーニングに出したいものですが、料金がそれなりにかかってしまいます。特にこの時期は汗をたくさんかきますので、できることなら手軽に家で洗いたい!とお考えの方も多いはず。今回は羽毛布団をご家庭で洗う方法について解説します。

羽毛布団を洗う前に

布団が洗える洗濯機

羽毛布団を洗う前に、布団のタグに記載されている洗濯表示を確認しましょう。手洗いマークや洗濯マークがあれば洗えますが、水洗い不可やドライマークの場合はご家庭で洗うことはできません。

ご家庭で洗える洗濯表示

自宅で洗える表示

出典:https://lidea.today/articles/642

ご家庭で洗えない洗濯表示

02

出典:https://lidea.today/articles/642

※洗濯表示の詳しい内容は、下記をご参照ください
消費者庁 家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について(PDF)

 

羽毛布団が洗えないときは?

上のような水洗い不可やドライマークの羽毛布団は自宅では洗えません。その場合は、布団クリーニングやリフォーム(打ち直し)に出して、中の羽毛をきれいに洗ってもらいましょう。クリーニングと打ち直しの違いは下記にまとめておきます。

・クリーニング

布団を丸ごと洗います。頻度は3~5年に一回程度が理想です。専門店にもよりますが、料金の相場は4,000円~6,000円程度、預けてから受け取りまで1週間から2週間程度が目安でしょう。

・リフォーム(打ち直し)

羽毛を取り出し、洗浄、乾燥し、その後足りない羽毛を足して、新しい側生地で仕立て直しをするのがリフォームです。預けてから受け取りまで2~3週間程度。秋~冬の繁忙期はそれ以上かかることがあります。料金の相場は10,000円〜30,000円程度。購入から15年以上経っているものや、過去に一度打ち直しをしているものは打ち直しができない場合があるそうです。

羽毛布団を家庭で洗う方法

乾燥機で乾燥

ご家庭で羽毛布団を洗う場合、洗濯機で洗う方法と浴槽で洗う方法があります。それぞれの洗い方と洗うときのポイントをまとめました。

洗濯機で洗う

自宅の洗濯機

自宅の洗濯機で羽毛布団を洗う場合、まずは布団が入るかどうか容量を確認しましょう。7〜8kgの洗濯機で、シングルサイズの掛け布団1枚までは入るようです。洗濯機に入れるときは布団をたたんでネットに入れると側生地の傷みを防げます。布団を入れる前に水に洗剤を溶かしておき、しっかり水を浸透させてから「大物コース」「布団コース」などで洗います。

浴槽で洗う

自宅の浴槽で

洗濯機で洗えない場合は、浴槽を使って洗います。40℃程度のぬるま湯を布団が浸かる程度の量ためて、洗剤を溶かします。布団を3つ折りにして浴槽に入れてやさしく踏み洗いをしますが、羽毛が傷んでしまいますのであまり強く踏みすぎないように気をつけて下さい。洗ったら浴槽の側面などを利用して脱水するか、洗濯機に入る場合は脱水にかけます。その後、再びお湯をためてすすぎを2~3回おこないます。最後に水気をしっかり切ってから干しましょう。

洗剤は何を使ったらいいの?

普段洗濯に使う弱アルカリ性の洗濯用洗剤はタンパク質をとかす性質があり、羽毛を傷めてしまいます。おしゃれ着用の中性洗剤の使用をおすすめします。

しっかり乾かすコツは?

外干し

洗った羽毛布団は早めに乾かしましょう。48時間以内が目安です。乾かす時間がかかってしまったり、乾かないまま使ってしまったりするとカビや悪臭が発生するおそれがあります。自宅で洗った羽毛布団をしっかり乾かすコツをご紹介します。

洗う前に天気予報を確認

洗う前に天気予報を確認します。1日で乾かないこともありますので、数日晴れが続く日を選んでください。

午前中の早い時間に洗う

午前中の早い時間から洗い始めて、少しでも長く日に当てられるようにすると乾きやすいです。

気温が低く日差しの弱い冬は避ける

冬は気温が低く日差しが弱いため乾きにくいので避けたほうがいいでしょう。

しっかりと水気を切る

干す前にしっかりと水気を切りましょう。水がしたたったまま干してもなかなか乾きません。洗濯機を使って脱水したり、バスタオルなどに水気を吸い取ったり、工夫をしてみてください。

干し方に工夫をする

物干しに布団をかけたときに重なると乾きにくくなります。折り返した部分が重ならないよう物干しを2本使って隙間を開けて干すなど工夫をしましょう。

羽毛布団を洗う頻度は?

どういう方法があるの?

毎日使う布団はできる限り清潔に使いたいですが、あまり頻繁に洗ってしまうと羽毛や側生地を傷めてしまいます。羽毛布団はカバーをこまめに洗ったり、時々日干しをしたり、しっかりとお手入れをすることである程度清潔に保つことができますので、2~3年に一度、クリーニングで丸洗いする程度で十分と言われています。数年に一度のクリーニングでは汚れが気になるという方は、半年に一度、季節の変わり目に洗うようにしてみてはいかがでしょうか。

【こんな商品がおすすめ】魔法の布団 日本製 洗える シンサレートウルトラ 布団セット 掛敷セット シングルロングサイズ

羽毛ではない、高機能中綿素材シンサレートならご家庭で洗えます。アレルギー持ちの方やペットを飼っていらっしゃる方、いつでもお布団を清潔に保ちたいという方には特にオススメです。

まとめ

今回は羽毛布団の洗い方についておはなしいたしました。自宅で羽毛布団が洗えるのはとても経済的ですので、ぜひ試してみたいという方も多いかと思います。自宅で羽毛布団を洗うときのポイントをもう一度おさらいしておきましょう。

・「手洗いマーク」「洗濯マーク」は家庭で洗える

・「水洗い不可」「ドライマーク」は家庭では洗えない

・洗えない場合はクリーニングか打ち直しを利用するとよい

・羽毛布団を洗うポイントは「40℃程度のぬるま湯で洗う」「羽毛をダメにしないようにやさしく洗う」「おしゃれ着用中性洗剤で洗う」「すばやく乾燥させる」

・早く乾燥させるには、「数日晴れが続く日」「午前中早い時間」「日差しの弱い冬を避ける」「しっかり水気を切る」「干し方に工夫をする」のがポイント

布団の洗い方については『洗ってスッキリ快適に!布団を洗濯する方法』でも詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。

ずっと快適に使いたい!羽毛布団の正しいお手入れ方法とは?

Woman sitting in bed

ふんわりと軽く暖かい羽毛布団は、一度使ったら手放せない寝具のひとつです。その快適な寝心地をいつまでもキープしたいですよね。

人間は一晩にコップ1杯分の汗をかくといわれていますが、羽毛の掛け布団は吸湿・放湿性に優れているのが特徴。

一般的には10年から15年の寿命といわれている羽毛布団ですが、きちんとお手入れしていけば高価で購入したものは30年以上使い続けることもできます。

数年で買い替えるか、長期間使い続けることができるかは、やはり日頃のお手入れが肝心です。とはいってもそんなに難しいことではありません。日々のケアから定期的におこなうスペシャルケアまで、羽毛布団をより長く快適に使い続けるお手入れ方法を解説します。

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