新生活や買い替え時に必読!布団セットの選び方

2022年3月11日

布団セットの選び方

寒さ厳しい冬を越えればいよいよ春がやってきます。

これから新生活を始める方や、布団を買い替えたいという方におすすめしたいのが敷き布団や掛け布団、枕がセットになった「布団セット」。

一度に必要な寝具が揃うので、あれこれと探す手間がかからず、引越しなどで忙しいときにはとても助かる商品です。

今回はさまざまな種類の布団セットから自分に合ったものを選ぶポイントと、お悩み別におすすめの商品をご紹介します。

布団セットの内容とは?

布団セットの内容

布団セットの内容で一般的なのが掛け布団、敷き布団、枕の3点がセットになったものでしょう。それにそれぞれのカバーをつけた6点セット、さらにタオルケットや毛布を加えた7点、8点セットなどがあります。

カバー付きのセットは、いくつかのカラーバリエーションの中からカバーが選べるセットと、決まったカバーがついているものとがあります。自分好みのカバーにこだわりたい、という方は布団のみのセットを購入して、別で好みのカバーを購入するとよいでしょう。

敷き布団用とベッド用布団セットの違いに注意!

敷き布団用とベッド用布団セットの違い

布団セットには「敷き布団用」と「ベッド用」の2種類があります。

畳や床に敷いて寝る方は敷き布団がついた敷き布団用の布団セットが必要になりますが、マットレスのあるベッドで寝る方は、敷き布団の代わりにベッドパッドがついたベッド用の布団セットがおすすめです。購入するときは商品名や商品説明をしっかり読んで、セット内容をしっかり確認してから購入しましょう。

マットレスのしっかりしたベッドで寝る方は、敷き布団の代わりにベッドパッドがついた布団セットがおすすめです。

布団セットを選ぶときに重視したい3つのポイント

重視したい3つのポイント

素材や品質、価格もさまざまな布団セット。どれを購入すればよいのか悩んでしまいますよね。

選ぶときに重視したいポイントは「サイズ」「素材」「お手入れのしやすさ」の3つです。それぞれご紹介します。

①サイズ

サイズ

まずは布団のサイズを決めましょう。一般的なのはシングル、セミダブル、ダブルサイズです。簡単に定義すると、シングルサイズは一人で寝る方、セミダブルは一人でゆったり寝たい方、ダブルサイズは二人で寝る方向けのサイズです。

ご自身のライフスタイルや体格、お部屋のスペースを考えてサイズを決めましょう。

ベッドを置く場所や布団を敷く場所の限られている一人暮らしのお部屋にはシングルサイズがおすすめですが、一人でもゆったりと寝たいという方や、ペットと一緒に寝るという方はセミダブルが快適です。

身長の高い方向けのスーパーロングサイズの布団もあります。

②素材

布団の中材や側生地の素材に注目しましょう。掛け布団は羽毛や綿、ポリエステルわたなど、敷き布団は綿や羊毛など、さまざまな素材が使われています。

質の良い素材を使った布団は耐久性に優れ、長く使用できます。
布団に使われる素材の特徴を知り、好みの寝心地や体質、体格に合った素材を選ぶことがポイントといえるでしょう。

布団に使われる主な素材

◉羽毛
羽毛

羽毛は保温性・放湿性にすぐれており、あたたかさを保ちながらムレにくく、布団の中を快適に保ってくれます。より寒い地方のグースの羽毛を使った布団ほどボリュームがあり品質が高いものが多くなります。

中の羽毛を洗浄して足りない羽毛を詰める「打ち直し」も可能なので、比較的長い期間使えるというメリットも。主に掛け布団に使われる素材です。

◉綿
綿

綿は弾力性や保温性にすぐれており、ふわふわとした感触が魅力です。湿気を吸う力は高いですが、吸った湿気を吐き出す放湿性は若干劣るためこまめな天日干しが必要。綿布団も羽毛布団と同様に「打ち直し」ができ、掛け布団、敷き布団、枕に使われる素材です。

◉ポリエステルわた
ポリエステルわた

繊維が太くクッション性があり、へたりにくいのがポリエステルわたの特徴です。また天然素材ではないので、ダニがつきにくいというメリットもあります。ただし、放湿性に劣りカビが生えやすいのでこまめな天日干しは欠かせません。掛け布団、敷き布団、枕に使われる素材です。

◉羊毛
羊毛

羊毛は繊維がウロコ状になっていて繊維同士がからまり合い空気の層を作るため、保温力、吸湿・放湿性に大変すぐれています。主に敷き布団に使われる素材です。

◉シンサレート
シンサレート

シンサレートは住友スリーエム株式会社が開発した高機能中綿素材で、軽さと「羽毛布団よりもあたたかい」といわれるほどの高い保温性が特徴です。ただし、羽毛布団のように適度に熱を外に逃がして快適さを保つことはやや苦手。寒い冬の間は快適ですが、あたたかい季節になると暑さを感じる場合もあります。主に掛け布団、敷き布団に使われる素材です。

③お手入れのしやすさ

お手入れがしやすいかどうかも購入前に確認しておきましょう。たとえば、こまめな天日干しが必要な素材の布団を、ダブルサイズなどの大きなサイズで購入してしまうと布団干しが大変です。また、アレルギーが気になる方は手軽に丸洗いできるかどうかも選ぶポイントになります。

あなたにぴったりの布団セットをご案内!お悩み別おすすめの布団セット

ここからはお悩み別に最適な布団セットをご案内します。あなたにぴったりの布団セットを見つけてください。

しっかりあたたかい布団セットがほしい!

あたたかい布団セット

布団セットはというとどこかお買い得で手頃な価格で手に入るイメージがあり、しっかり保温力のある品質の高い布団が欲しいときは個別に買うしかないのでは?と思っている方も多いのではないでしょうか。

そんな時は保温性に優れた羽毛布団セットがおすすめです。

注意点は「羽根布団セット」ではなく「羽毛布団セット」を選ぶこと。羽毛布団にはダウンとフェザーが入っていますが、ダウンの割合が50%以下の布団は「羽毛布団」ではなく「羽根布団」と呼ばれます。

ダウンがたくさん入っている方が保温性が高くなるので、できればダウン率が90%以上の羽毛布団セットを選ぶといいでしょう。

腰痛でも快眠できる布団セットがほしい!

腰痛にお悩みの方は、耐圧分散にすぐれた敷き布団がついた布団セットをおすすめします。血行がスムーズでまるで体が空間に浮いているような状態で心地よく安眠できます。

ペットと一緒に寝ている方

ペットと一緒に寝る

ペットが布団に入ってきてしまうので一緒に寝ている、というご家庭の方はダニがつきにくい布団や丸洗いできる布団のセットがおすすめです。

防ダニ加工を施したカバーも販売されていますので、組み合わせて使うのもよいでしょう。

超極細繊維を使い高密度に織った掛け布団カバーならダニの侵入を徹底的にシャットアウト。ペットと一緒に眠る方だけでなく、アレルギーが気になる方にも安心です。

大きめのサイズでゆったり寝たい!

大きめサイズ

体格が大きい方やゆったりと寝たい方は大きめサイズの布団セットを選ぶといいでしょう。セミダブルやダブルサイズ、ロングサイズの布団セットがおすすめです。

まとめて全部揃えたい!

布団とカバーだけでなく、タオルケットや敷きパッドなど必要なものを一気に揃えたいという方は8点セットがおすすめ。

まとめ

いかがでしたか?ご自身に最適な布団セットは見つかったでしょうか。布団セットを選ぶポイントをまとめておきます。

・布団セットを選ぶときは「サイズ」「素材」「お手入れのしやすさ」を確認

・自分のライフスタイルや体質、体格にあったサイズや素材の布団セットを選ぶとよい

・保温性を求めるならダウン率90%以上の羽毛布団のセットがおすすめ

・腰痛対策には高反発マットレスの敷き布団が付いたセットがおすすめ

・アレルギー体質の方やペットと暮らしているご家庭には、防ダニ布団や洗える布団のセットがおすすめ

これから新生活を迎えるにあたり、布団を揃えるという方も多いと思います。ぜひとも本記事を参考にしてみてください。