掛け布団のサイズと使い方を知ろう
秋冬に向け、新しく掛け布団を新調される方も多いと思いますが、購入時にまず考えることはサイズについてではないでしょうか。
サイズの名称は同じでも、メーカーや販売店によっては実際の寸法が違う場合もあるので注意が必要です。和布団かどうか、日本製か国外製かで呼び名もサイズも異なります。
今回は日本製の掛け布団のサイズについてまとめました。
掛け布団の一般的なサイズは
まずは掛け布団の一般的なサイズ(幅×丈)と使い方をご紹介します。
※かつては丈200cmの掛け布団が標準として多くありましたが、現在では210cmのロングサイズが一般的になりつつあるため本記事では丈を210cmとしています。
シングルサイズ 150cm×210cm
一人用として販売されているのがシングルサイズです。体格の良いお子さまや、寝ている間に布団からはみ出してしまう心配のあるお子さまにはジュニアサイズではなくシングルサイズが良いかもしれません。
セミダブルサイズ 170~175cm×210cm
一人で使用するけれど体にゆったり掛け布団をかけて眠りたいとお考えの方や、比較的体がしっかりした方にはシングルよりもセミダブルサイズをおすすめします。
セミダブルの掛け布団をお二人で使用するのはおすすめできません。
詳しくは「迷ったらこっち!ダブルとセミダブルの違いと選び方を解説」をお読みください。
ダブルサイズ 190cm×210cm
大人二人、ご兄弟二人、大人一人+お子さま一人といった組み合わせのように二人で使用されるのがダブルサイズです。
ただし大人二人でゆったり眠りたい場合には、ダブルより上のサイズが良いでしょう。
クイーンサイズ 210cm×210cm
ご夫婦でゆったりと眠りたい方にはクイーンサイズを。また、大人二人+小さなお子さまとの組み合わせやペットと一緒に眠る方に向いているサイズです。
キングサイズ 230cm×210cm
お子さまが夜中に布団をはいでしまうことが心配な場合や、ご家族が同じお布団で一緒に眠りたい時はキングサイズがベストです。
キングサイズはシングルサイズベッドを2つ並べた場合に適した掛け布団のサイズ。大人二人にお子さまが一緒でもゆったりと眠れます。
ワイドキングサイズ 250~310cm×210cm
キングサイズよりもさらに横幅が広い掛け布団が、ワイドキングです。ワイドキングは一般的なサイズではないので取扱店が限られているかもしれません。ご家族みんなで眠る場合に適しています。
ジュニアサイズ 130~135cm×180cm~190cm
3歳~4歳頃から10歳前後のお子さまに適しているのがジュニアサイズです。ただしシングルサイズとさほど大きく変わらないため、使用期間を考えると小学生のお子さまにはシングルサイズでも良いかもしれません。
ベビーサイズ 95cm×120cm
新生児から2歳くらいの赤ちゃんのための掛け布団がベビーサイズです。
ベビーお昼寝用 70cm~85cm×120cm~130cm
主に幼稚園や保育園で使用する、お昼寝用の掛け布団サイズです。
園からサイズ指定がある場合もあり、メーカーによりサイズに幅があります。通園時に持ち運びしやすいよう、通常のベビーサイズの掛け布団よりも縦横共に小さくなっており、厚みも薄めです。
高身長の方にはスーパーロングサイズを
近年ではバリエーションとして丈が230cmのスーパーロングサイズも売られています。
普通の掛け布団では足がはみ出してしまうという方や、普段体を折り曲げて寝ている高身長の方に最適なサイズです。
掛け布団のサイズ、敷き布団やベッドとの相性は?
掛け布団と、敷き布団やベッドとの相性はどうでしょうか。
基本的には掛け布団のサイズは敷き布団やベッドと同じ名称のサイズを使うことが一般的です。ただし使用する方の体型や使用環境によっても異なりますので、場合によっては1つ上のサイズをお使いになった方が良い場合も。
サイズに悩んだら、眠っている際に寝がえりをうっても掛け布団がしっかり肩を包み込んでいるかどうかを選ぶ目安にしてみてください。
ベッドの場合の掛け布団のサイズは?
ベッドに使用する掛け布団のサイズは、ベッドのサイズより1つ上が推奨されることもあります。
1つ上のサイズを選ぶメリットはゆったり眠れること、そしてジャストサイズを掛け布団をベッドで使用した時よりも見た目的にゆったりしていて美しいことが挙げられます。
ただしベッドサイズよりも大きな掛け布団は、眠っている間にずり落ちてしまいやすいというデメリットもあります。
まとめ
今回は掛け布団の一般的なサイズと使い方、敷き布団やベッドとの選び方についてお話ししました。
掛け布団のサイズが合っていないと寝心地まで大きく変わってきます。掛け布団のサイズを選ぶ際には、ぜひ本記事を参考にしてください。