布団の花粉対策、どうしたら良い?
寒い冬が明けると待ちに待った春がやってきます。しかし春といえば花粉。アレルギーをお持ちの方には本当に辛い時期でもありますね。
マスクやメガネのような身につける予防アイテムはもちろんですが、布団や枕といった寝具の花粉対策も忘れずに行いたいもの。
今回は布団の花粉対策についてまとめました。
布団の花粉対策はとても重要
基本的に布団はいつも清潔にしておきたいものですが、春・秋の花粉の季節は対策に特に気を配る必要があります。
もともと布団や枕にはダニやホコリなどが発生しやすいもの。ダニやホコリが花粉症を引き起こす原因となったり、花粉症の症状を悪化させたりすることもあるということです。
布団や枕にはダニやほこり、様々な菌が潜んでおり、それらが花粉症発症の引き金となったり、症状を悪化させたりすることも少なくない。また、窓際に置いたベッドには室内に浮遊していた花粉がベッドや寝具に落ちるため寝具自体に花粉がたまりやすい。花粉症による鼻づまりや鼻水、くしゃみで「夜なかなか眠れない」「睡眠中に目が覚めてしまう」という人も多いようだ。花粉症による睡眠不足が重なり、ストレスや疲労がたまり、さらに症状が悪化していく、といった悪循環に陥っている人もいる。
花粉が布団に付着してしまうと、眠っている間に花粉が鼻や喉を刺激します。その結果、睡眠中に症状が発生したり悪化したりして眠れない、寝付けないといった睡眠トラブルを引き起こすことにもつながってしまうのです。
今から準備したい、布団の花粉対策とは
それでは具体的に布団の花粉の対策はどのようにすれば良いでしょうか。
1.布団を干す日を選ぶ
日に当たりふかふかになった布団は実に気持ちがいいですが、花粉の季節だけは干す日を厳選した方が良さそうです。
花粉飛散予報を常にチェックし、飛散が多いと予測された日は布団を干すのを避けましょう。
部屋の中に直射日光が当たる場所があれば、椅子などを使ってそこに立てかけるようにして干すだけでも湿気を飛ばすことができるので十分効果があるそうです。すのこがあるとなお良いでしょう。
特に花粉アレルギーの症状がひどい方はふとんクリーナーや布団乾燥機を併用することをおすすめします。
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どうしても室外に干したい!という方にぴったりな花粉対策アイテムが「花粉よけ布団カバー」です。布団の汚れ防止にもなるので持っていると春以外も重宝します。花粉アレルギーをお持ちの方は必須アイテムといえるかもしれませんね。
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2.寝室に花粉を持ち込まないようにする
布団を室外に干さないようにしたり、干す際に十分花粉対策をしていても他の手段で寝室に花粉を持ち込んでしまっては元も子もありません。
疲れている日は帰宅後ベッドへ直行したくなりますが、花粉の時期は厳禁です。
窓を開けた際に花粉が部屋に入り、カーテンに付着するということも考えられます。
特に窓際に設置したベッドなどには花粉がたまりやすいので、寝室に花粉を入れないよう十分な対策が必要です。
具体的な対策例をご紹介しましょう。
- 外出した際、寝室に入る時には衣類や持ち物、髪の毛に付いた花粉を払ってから
- 花粉飛散の多い時は窓や戸を閉める
- 換気の際、窓は小さく開けて短時間に(必要以上に窓を開けない)
- 外出時に着ていたコートやバッグ、ストール類は寝室に持ち込まない
- 花粉モード付きの空気清浄器を使用する
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3.花粉対策用の布団カバーを活用する
花粉対策に適した布団カバーやシーツ、枕カバーを選ぶことも大切です。
高密度織り生地は、花粉やホコリが入り込む心配がありません。
生地に凹凸を付けずに花粉付着防止をしているカバーや花粉クリーン加工、花粉対策繊維を使用したカバーなども多く販売されていますので是非とも活用しましょう。
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花粉やホコリが付着しにくい快適な新素材 花粉クリーン敷きふとんカバーシングルサイズ(羽毛ファクトリーすやすや)
日本製 花粉バイバイ 掛け布団カバー 花粉対策 シングルサイズ(伊藤清商店)
まとめ
いかがでしょうか。布団の花粉対策をもう一度おさらいしましょう。
- 花粉シーズンは布団を干す日を選ぶ
- 花粉を寝室に持ち込まないよう、十分注意を払う
- 花粉対策に適した布団カバーを使う
花粉対策は少し時間や手間がかかりますが、花粉アレルギーにお悩みの方にとって花粉対策は非常に大切です。アレルギーでない方も、花粉対策は布団を清潔に保つために非常に役立つでしょう。
春も快適な睡眠を得るために、今から少しずつできる限りの対策をしておきたいものですね。
参考記事:花粉なう