毛布の素材を知り、最適な商品を選ぼう。

2022年3月20日

毛布の素材を知り、目的に合った毛布を選ぼう

寒い冬にあたたかい毛布に包まれて眠るのは至福の時間です。

肌寒さを感じる秋頃から冬の寒い時期にとても重宝する毛布ですが、素材によってあたたかさや肌触りも大きく変わってくることをご存知でしょうか?

自分に合った毛布を選ぶには、素材それぞれの特徴を知り、用途やシーンで使い分けをするのが良いでしょう。今回は毛布に使われる素材についてまとめました。

毛布の素材は大きく分けて2つ

毛布に使われている素材は大きく分けて「合成繊維」と「天然繊維」に分類できます。

合成・天然それぞれに種類がありますが、代表的な素材をピックアップし、特徴と併せてご紹介いたします。

1. 合成繊維を使った毛布

合成繊維を使った毛布

合成繊維を使った毛布はアクリルやポリエステルが代表的。機能的で取り扱いも楽なので、毛布を気軽に使いたい方、お安く手に入れたい方にぴったりです。

●アクリル

羊毛に近づけることを目標にした合成繊維であるアクリルは、手触りがよく、耐久性が高いのが特徴。ウールに似た肌触りですがシワになりにくく、天然素材よりもリーズナブルであることもメリットです。

合成繊維なので虫食いの心配がなく、保管やお手入れも楽なのも嬉しいところ。

デメリットとしては、アクリル毛布は吸湿性が低いため、眠っている間に蒸れてしまうことが考えられます。

●ポリエステル

ポリエステルも代表的な合成繊維のひとつ。シワになりにくく、丈夫であるのがポリエステルの特徴です。

また、ポリエステル毛布は軽くてやわらかで、発色が良い点もメリット。アクリル同様、比較的リーズナブルに購入できます。

デメリットは、静電気が起こりやすい点でしょう。

マイヤー毛布が人気!

ポリエステルやアクリルなど合成繊維の毛布で今人気なのがマイヤー毛布。マイヤー織りで編み上げられたマイヤー毛布は毛足が長く、ふんわりとした手触りが特徴です。

2枚合わせの毛布は「マイヤー毛布」、1枚合わせのものは「ニューマイヤー毛布」と呼ばれ、風合いやわらかなのに価格帯も手頃なので、毛布の中で今とても人気があります。

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2. 天然繊維を使った毛布

天然繊維を使った毛布

天然繊維を使った毛布は綿(コットン)やウール、カシミアなどが挙げられます。少し価格が高くても質の良い毛布をお求めの方、小さなお子さまや肌がデリケートな方にオススメの素材です。

●綿(コットン)

肌触りやわらかで吸湿性に優れた綿毛布は、一年中使えて便利なアイテム。一枚仕立ての綿毛布は薄いので春秋に、二枚仕立てのものは冬にと使い分けができ、ご家庭で一枚は持っておきたい素材です。

綿毛布のデメリットはウールに比べると保温性に欠ける点。また厚手の毛布になると重さを感じるかもしれません。

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●ウール

ウール

吸湿性・保温性に優れたウール。天然素材ならではのふんわりあたたかい手触りが本当に心地よいウールは、冬のあたたか素材の代表です。

ウールは汚れやホコリを寄せつけず、燃えにくいのもメリット。毛玉ができやすいのがデメリットといえるでしょう。

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●カシミヤ

カシミヤ羊毛の毛布は天然素材の中でも高級素材で、肌触りも抜群。毛質が細く繊細なカシミヤは保湿性にも優れ、あたたかなのに軽く、使うたびにうっとりしてしまうような心地よさです。

デメリットは高価であること。また繊維が固くなり風合いが変わってしまうため、自宅でのお洗濯が不向きな点。ドライクリーニングが基本ですので、取り扱いには少々注意が必要です。

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 特徴を知り、用途によって使い分けを

このように、毛布に使われる素材の特長を理解することで目的にあった毛布を選ぶことができます。

合成繊維の毛布はかさばらないので車内やオフィスで使ったり、ちょっとしたお昼寝や読書にぴったり。取り扱いが楽で速乾性もあるので、アウトドアやキャンプでも気軽に使えます。

天然素材の毛布はあたたかで吸湿性に優れているためおやすみの際に使うのに適しています。予算の兼ね合いもありますが、手触りや感触などお好みによって選んでみましょう。

素材それぞれの特長に応じ、用途や使用シーンで使い分けをすると良いですね。