ベッドと布団を比較!睡眠環境として優れているのはどっち?

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ベッドと布団を比較

世代が進むにつれて、スタンダードとなりつつある日本の生活スタイルの欧米化ですが、一方で、和食がユネスコの無形文化遺産となり、世界での評価が高まるなど、日本人が長年継承してきたものの良さが見直されるという現象も起きています。

寝具に関して考えてみると、欧米化とともに生活に浸透してきたベッドに対して、古くからの習慣である布団があります。一体、どちらが睡眠環境として優れているのでしょうか?両者のメリット、デメリットをふまえながら検証してみたいと思います。

1.ベッド派と布団派、どちらが多い?

ベッド派と布団派

民間機関の調査では、ベット派と布団派は半々の割合という結果が出ています。ベットを利用している人が増えているという見方もできますし、昔ながらの布団を支持する方もまだまだ多数いるという見方もできます。それぞれを支持する人が同じ位いるということは、優劣つけがたい機能が、それぞれにあるということです。

では、どんなところが良かったり、悪かったりするのでしょうか?分かりやすく比較するために、両者のメリット、デメリットを整理しながら、具体的にあげてみます。

2.布団のメリット

布団のメリット

日本の風土に根付いて生まれた布団文化ですが、どんなメリットがあるのでしょうか?

2−1収納することで部屋が広く使える!

収納

朝起きて、押し入れに収納することで、日中の生活スペースを広く確保することができます。特に、賃貸などで生活空間が限られているという場合には、片付けられるのは大きなメリットです。広々とした空間は、精神的にもゆとりをもたらします。

2−2たたむことで生活にメリハリがつけられる!

ベッド派からすると布団の上げ下げが面倒という感覚も、布団を支持する方にとっては、布団を敷く、たたむという行為が、生活(頭)の切り替えになって良いという捉え方になります。だらだらとせずに、1日の生活にメリハリがつけられるのは、布団の長所といえます。

2−3落下の心配がない!

人間は、一晩に20〜30回の寝返りを打っています。体液の循環や疲労回復のために欠かせない自然な行動ですが、時に布団からはみ出てしまう場合もあります。その際、高さのあるベットでは、落下する危険性がありますが、布団は高さがないため、そのような心配がなく、安心して眠ることができます。

2−4干せる、洗える、クリーニングできる!

干す

人間は季節を問わず、一晩でコップ一杯の汗をかきます。寝具は、その汗を吸収しますから、気になった時に天日干しして乾燥、殺菌したり、まるごと洗ったりクリーニングできる布団は、清潔を保ち、気持ちよく使用できる優れた寝具といえます。

2−5移動が楽チン、処分も手間がかからない!

夏の暑い時期には家のなかでも涼しい窓際やエアコンの冷風が当たる場所に、冬の寒い時期には暖房器具の近くにと、季節の温度変化に応じて、手軽に心地よい場所へと移動することができます。また、寿命がきた布団を処分することになっても、ベットほど手間や費用がかかりません。

3.ベッドのメリット

メリット

若い世代だけでなく、年配者にも愛用者が多いベット。支持されるのはどんなメリットがあるからでしょうか。具体的に説明します。

3−1毎朝、片付けなくていいから楽!

朝が楽

布団の上げ下ろしが面倒だったり、体力的に負担という方は、1日中収納しなくても良いベットはとても快適な寝具です。いつでも眠ることができる環境があることで、好きな時に、面倒を感じずに眠ることができます。

3−2起き上がるのが楽!

床に敷いてある布団から起き上がって、立ち上がるのは、高齢者や膝や腰など体の痛みを抱えている方には負担になります。ベットは、高さやスプリングが補助になり、立ち上がりを容易にしてくれます。

3−3床のホコリを吸わなくて済む!

ほこり

人が眠りにつき、動きのない空間でも、床から30㎝の高さは「ホコリゾーン」と呼ばれ、ハウスダストが舞っています。ベッドの高さがあれば、睡眠中に舞っているホコリを吸い込まずに呼吸できます。アレルギーがある方や、健康について関心の高い方には、重要なメリットです。

3−4便利な機能や、インテリアとしてコーディネートする楽しみも!

一日中、部屋の一部として存在するベッドは、インテリアとの調和がとれるよう様々なデザインの商品が販売されており、一体感のあるコーディネートを楽しむことができます。また、ベット下に収納がついているものや、リクライニング機能があるもの、折りたたみできるものなど、布団にはない機能が一体化された商品があり、選択肢が広いのも魅力です。

4.布団のデメリット

デメリット

メリットの反面、デメリットとなる部分について解説します。

4−1ホコリゾーンで睡眠

ほこりゾーン

床上30㎝までの高さには、人の動きがない就寝中の時間帯でもホコリが舞っています。このホコリゾーンは、ちょうど布団で眠っている人の顔が収まる高さですので、ホコリのなかに顔を入れて睡眠時の呼吸を行っていることになります。アレルギーがある方にとっては、できるだけ避けたいスペースになりますので、布団で眠ることは大きなデメリットとなります。

4−2寒い

暖かい空気は空間の上層に溜まります。床上は、冷たい空気が溜まり温度が低いため、高さのあるベッドより寒さを感じます。

4−3収納が面倒、収納場所も・・・

布団の上げ下ろしが肉体的に負担な方や、面倒を感じるという方には、毎日収納しなければならないことはデメリットになります。また、収納スペースが限られている住まいでは、家族分の布団に収納場所を取られてしまうため、その分他の物を収納するスペースが少なくなってしまいます。

4−4だんだんせんべい布団に

せんべい布団

布団は、ベットに比べるとへたりが早く、毎日使っているうちに厚みがなくなり、せんべい布団になってしまいます。快適な寝心地が失われるスピードが、ベットに比べると早いです。

4−5敷きっぱなしはカビの温床に

一年中温暖で乾燥している欧米諸国に対し、高温多湿な夏や、雨量が増え、ジメジメと湿気に悩まされる梅雨がある日本では、布団を敷きっぱなしにすることは、床板に湿気がたまってカビの発生につながります。毎日上げ下ろしをし、定期的に天日干しするなどのメンテナンスが布団には欠かせません。

5.ベッドのデメリット

デメリット

ベットを使うことに伴うデメリットを説明します。

5−1部屋が狭くなる

ベットは布団のように収納できないため、常に置いてある場所がデッドスペースになってしまいます。かなり場所をとるため、どうしても部屋が狭くなってしまいます。

5−2ベッド下の掃除がしにくい

ベッド下はホコリが溜まりやすい場所ですが、ベッドを動かすのは容易でないため、そのまま掃除しようと思うと、体をかがめて掃除機をのばし、と、なかなか掃除がしにくい場所になります。

5−3万年床だし、干したり洗ったりできない・・・

ベットは重量があり、動かすことが容易でないため、布団のように干すことができません。一年中、万年床になってしまう方も多いのではないでしょうか。万年床は楽ではありますが、生活がだらけやすくなり、清潔感にも欠けます。また、汚した場合も洗ったり、クリーニングに出したりすることができませんので、汚れが染み込んで、蓄積していくことになります。

5−4移動や処分が大変

移動や処分が大変

不要になったとき、大型家具として、処分に費用と手間がかかります。引越しする時にも、大きな荷物になります。

6.まとめ:ベッドVS布団、結局どちらがいいの?

まとめ

結局、両者の違いは、

・寝ている時の高さの違い

・収納性の違い

・メンテナンスの違い

ということに集約されます。この違いが、それぞれの長所にもなり、短所にもなるわけです。いずれにせよ一長一短あるということをふまえると、優劣はつけ難く、どちらが優れているかということよりも自分のライフスタイルや志向に合っているか、ということが重要になってきます。

ベッドが向いている方は

・アレルギー対策を重視する方

・布団の上げ下ろしが身体的に負担になる方

・体に痛みを感じている方

・布団から起き上がるのが大変な方

布団に向いている方は

・寝相が悪く、落下が心配な方

・部屋を広く使いたい方

・こまめに布団を洗いたい方

ということになります。自分のライフスタイルがどちらに適しているか、それぞれのメリット、デメリットをふまえながら選ぶ際の参考にしていただけたらと思います!

 

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