真夏の掛け寝具事情が知りたい!就寝時、何を掛けて寝たら良い?
今や冷房なしでは眠れないほどの熱帯夜が続いています。皆さまも就寝時の暑さ対策はされていらっしゃると思いますが、こんな暑さでも掛け寝具を体にかけないと逆に体を冷やしすぎてしまう可能性もあります。
夏に冷房をつけて眠る場合、何を掛けて寝たらよいのでしょうか。
夏の掛け寝具「ケット」とは?
夏に使用する掛け寝具というとタオルケットをいち早くイメージされる方が多いかもしれません。
調べてみると、夏用の掛け寝具には「ケット」と名のつくアイテムが多いのですが、そもそも「ケット」とは何を指すのでしょうか。
ケットはブランケットの略語
ケットはブランケット(blanket)の略語で、毛布のことを指しています。
タオルケットは代表的な夏の寝具ですが、タオルケットという名称は「towel(タオル)」と「blanket(ブランケット)」を合わせた和製英語。タオル素材の毛布という意味ですね。
その他にもガーゼケット・キルトケット・ダウンケットなど、夏用の掛け寝具には「ケット」と合わせた言葉で作られた名称が多いようです。
夏の掛け寝具(ケット)にはどんな種類があるの?
それでは夏用の掛け寝具、どのような種類があるのか特徴とともにみてみましょう。
1.タオルケット
夏用寝具の代表、タオルケットです。小さな頃から慣れ親しんだ同じタオルケットを長年愛用しているという方も少なくないと聞いたことがあります。
タオルケットの素材は天然素材である綿100%が一般的。綿は吸湿性・放湿性にとてもすぐれており、肌触りがとてもやわらかです。
タオルケットの耐久性を高めるためや冷感を出すために、レーヨンやポリエステルなどの化繊で作られているタオルケットも多く流通しています。
肌触りは綿100%に比べるとどうしても劣りますが、シワになりにくい、ひんやり感が得られる、乾きやすいなどのメリットがあります。
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2.ガーゼケット
ガーゼケットはガーゼ素材(木綿の糸で目を荒く平織りにしたもの)を何重かに重ねたブランケットのこと。綿と同様に柔らかい肌触りが特徴で、通気性や吸湿性、放湿性が高いのがメリットです。
また薄くて軽いため、赤ちゃんや小さなお子さまにも体に負担をかけません。ガーゼというと夏だけの寝具というイメージを持たれがちですが、実は保温性の高さも特徴のひとつ。春秋など気温差が激しい季節にも大活躍してくれるアイテムです。
同じ天然素材でも麻でできたガーゼケットもおすすめです。なんともいえないシャリ感、綿よりすぐれた吸水力など、麻のメリットは他の素材に引けを取りません。
綿に比べるとやや高価であることや、麻独特のケバ感が少し気になるという方もいるかもしれませんね。
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3.キルトケット
キルトケットはキルティングされた薄手の肌布団。タオルケットだとちょっと心もとないけれど掛け布団では暑すぎる、という夜もありますよね。冷房と併用して掛け寝具を使用したい方にちょうどよいのがキルトケットです。軽く薄いので、洗っても乾きやすいメリットがあります。
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4.ダウンケット
ダウンケットはその名の通り、羽毛の肌掛け布団。だいたい冬用羽毛布団の1/3〜1/2くらいの厚みをイメージしていただくとよいかと思います。中材に羽毛が使われているので軽くてふわりとしているのが特徴。程よい保温力があるため、オールシーズン使えるのが魅力です。
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まとめ
いかがでしょうか。
夏用の掛け寝具といってもいろいろな種類がありますが、汗をかきやすい夏は通気性や放湿性に優れた天然素材のケットがおすすめです。
どんなに暑くても何も掛けずに眠ることは避けて、今回ご紹介したタオルケットやガーゼケット・キルトケット・ダウンケットといったアイテムを、好みや環境に応じて上手に使い分けることをおすすめします。
エアコン使用時も掛け寝具で体を冷気からしっかり守り、真夏も快適に眠りましょう。